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日出城たかをさんお捌きの新しいインターネット連句が開始します。ふるってご参加ください。
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お待たせしました。日出城たかをと申します。これから新たな半歌仙を私の捌きで巻くことといたします。このインターネット連句のページの使い勝手に未だ慣れておりませんので、当面は不手際が発生するかと思いますが、少し長い目でお見守りいただければ有難いです。では、次の発句からスタートします。
半歌仙「梅雨晴間」の巻
(発句) 梅雨晴間晴耕の地は持たぬ主義 日出城たかを
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(脇)羽抜鳥舞う空の広々
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(脇)羽抜鳥舞う空の広々
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(発句)梅雨晴間晴耕の地は持たぬ主義 日出城たかを
上記の発句に泡沫の酔さんが脇を付けました。
(脇)羽抜鳥舞う空の広々
梅雨晴間の天候の下で晴れても晴耕の土地はないし、そもそもそんなものは持たない主義と見栄を切った発句に対して、その外の景色を「梅雨晴間」と同じく仲夏の季語「羽抜鳥」で付けました。この句を治定します。
半歌仙「梅雨晴間」の巻
(発句) 梅雨晴間晴耕の地は持たぬ主義 日出城たかを
(脇) 羽抜鳥舞う空の広々 泡沫の酔
次の第三はもう梅雨晴間の場から離れて思い切り転じてください。第三ですので「て」「にて」「らん」「もがな」留でお願いします。雑の長句です。
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駆け抜けるランナーズハイ頂点に 利涌
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半歌仙「梅雨晴間」の巻
(発句) 梅雨晴間晴耕の地は持たぬ主義 日出城たかを
(脇) 羽抜鳥舞う空の広々 泡沫の酔
□付け句と治定
第三に以下の句が付きました。
(第三)駆け抜けるランナーズハイ頂点に 利涌
前句の空の景から地上の駆け抜けるランナーに転じたのは良いのですが、前句の「羽抜鳥」の「抜」の字が同字ですので、この箇所を「駆け行ける」に変えて治定させていただきます。
半歌仙「梅雨晴間」の巻
(発句) 梅雨晴間晴耕の地は持たぬ主義 日出城たかを
(脇) 羽抜鳥舞う空の広々 泡沫の酔
(第三) 駆け抜けるランナーズハイ頂点に 利涌
□四句目のヒント
更に転じてください。但し4句目は次の秋の月が出やすいような雑の短句で、さらりとした付けが有難いです。
月の前ですので、天象や聳え物、昼や夜などの時分等は障るのでお控えください。
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甘露の水は喉へしみ入る
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管理者からのお詫びです。
第三の治定の前の講評で「駆け抜ける~」では「抜」の字が前句にあるため「行ける」に変えるべきとコメントしながら、治定後の第三を訂正前のもので記載してしまいました。以下に訂正後の第三を含めて書き直させていただきます。
半歌仙「梅雨晴間」の巻
(発句) 梅雨晴間晴耕の地は持たぬ主義 日出城たかを
(脇) 羽抜鳥舞う空の広々 泡沫の酔
(第三) 駆け行けるランナーズハイ頂点に 利涌
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時間が空いてしまいましたので、4句目の付けをいただいておりましたとぼしき潤さんの句をいただき、先に進みます。
半歌仙「梅雨晴間」の巻
(発句) 梅雨晴間晴耕の地は持たぬ主義 日出城たかを
(脇) 羽抜鳥舞う空の広々 泡沫の酔
(第三) 駆け行けるランナーズハイ頂点に 利涌
(4句目) 甘露の水は喉へしみ入る とぼしき潤
5句目は秋の月の座です。オモテらしい月の句をお願いいたします。
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(5句目候補投句)オアシスに夜風渡れば月そよぐ 八鹿
御コーナー初投句。どうぞよろしくご指導くださいますようお願い申し上げます。ヤシカ
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八鹿さん
付け句をいただき有難うございます。
前句を砂漠と捉えたなかなかの付けです。
早速いただき、先に進めさせていただきます。
(発句) 梅雨晴間晴耕の地は持たぬ主義 日出城たかを
(脇) 羽抜鳥舞う空の広々 泡沫の酔
(第三) 駆け行けるランナーズハイ頂点に 利涌
(4句目) 甘露の水は喉へしみ入る とぼしき潤
(5句目)オアシスに夜風渡れば月そよぐ 八鹿
次はオモテの6句目。折端です。オモテは序破急の「序」に当たります。
次のウ1句目からの動をドラマチックにするためにも、6句目は敢えて
静々と終わらせましょう。天文、動物以外の秋の季語で付けて下さい。
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